太陽光発電設備の契約前に確認すべき書類2

電力工事負担金領収書
 電力会社が電柱を立てたり電線を張ったりする工事費です。当然これを支払わなければ売電はできませんので、支払いが済んでいることをしっかりと確認しましょう。また、念の為にその費用が見積もりに含まれていることも確認しましょう。別途必要などと言われた場合は、その販売店から購入する事はやめておいた方が良いと思います。

太陽光パネル配置図
 土地の境界線の中でどのようにパネルを配置するのかを示す図です。横に掲載されている画像がそれです。周りに木や電柱、建物などがある場合はそれも図示してもらい、どのように影が掛かるのかをシミュレーションしてもらうとなお良いです。それと境界近くにパネルを配置している場合は、現場と照らし合わせてみて、フェンスを立てるスペースが確保されているかや境界付近が法面(傾斜地)になっていて崩れないかなどを確認した方が良いです。

【発電設備設置場所の不動産謄本・公図
 購入する物件所在地の所有者が誰で、どこに住んでいるのかを確認する事ができます。所有者が販売店である事が最も望ましいですが、別の方が所有者で販売店は仲介をするだけという場合もあります。あと地積と地目も確認する事ができますので、契約書の内容と一致していることを確認してください。万が一地目が「田」や「畑」などの農地になっている場合は農地法の転用許可が必要ですので、それまでは発電所を設置することはできませんので、注意が必要です。最後に土地利用を制限する様な権利(抵当権など)が付いていると、突然銀行などの差し押さえが入り、所有権を失ってしまうことがありますので、そういった権利が付着している場合は、必ず事前に抹消してもらうように依頼してください。
 それと念のために、購入する土地に隣接する土地の謄本も確認しておくことをお勧めします。どこの誰が所有しているのかくらいは知っておいた方が後々有益なことがあると思います。発電所とはいえ、ご近所付き合いは意外に大切で、例えば所有者がその場所に住んでいる場合、発電設備に破損があった時や停電時に知らせてくれたりすることもあります。隣接地の地番を確認するためには公図が必要ですので、早めに取得しておきましょう。

【発電設備設置場所の測量図・境界承諾書
 発電所を設置するような場所の謄本や公図は情報が古い場合が多いですので、発電所を設置する前に測量を行い、最新の面積や境界点を明示しておいた方が、後々の近隣トラブルを未然に防ぐことなります。そして境界承諾書は隣接地所有者がその新たに明示された境界点の位置に対して承諾した証明書になりますので、こちらもコピーを入手しておけば万が一の時に役に立ちます。ほとんどの場合はすでに販売店が測量を依頼して完了させていると思いますが、万が一行われていない場合は、販売店の負担で依頼して良いと思います。

 → 太陽光発電設備の契約前に確認すべき書類1

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