売電量遠隔監視装置を選ぶ基準

売電量遠隔監視装置の必要性 →

 遠隔監視装置のメーカーは現在数十社ありますので、選ぶにあたって重視するべき点を以下にまとめてみました。

価格
 本体価格と通信費がありますが、最近は通信費を初めに10年分をまとめて支払うタイプが増えています。もちろんその方がトータルでは安くなりますので、初期費用に余裕があればこのタイプを選ぶのが良いと思います。

パワコンに対応しているか
 発電設備に後付する場合は、設置済みのパワコンに対応しているかを確認しなければなりません。どんなパワコンにも接続できる監視装置はありませんので、必ずメーカーや販売店にご確認ください。

どれだけ細かい単位で売電量を監視できるか
 監視装置の機能として最も重要な要素は、どこまで細かい単位で監視できるかです。どういうことかと申しますと、発電設備の構成は色々な単位で分けることができます。細かい順にパネル1枚単位、1回路(ストリングス)単位、パワコン1台単位、発電所全体(売電メーター単位)となります。これが細かければ細かく見れる程、発電低下や停止があった際に原因となった箇所を絞り込むことができます。絞り込めればそれだけ早く少ない労力でその個所を特定できるという訳です。

 では、パネル1枚単位で見れるものが一番良いという事になりますが、残念ながらここまで細かく見るためには、監視装置以外の特殊なシステムを導入する必要があり、大変高価なものですので、ここでは割愛します。監視装置では次の1回路(ストリングス)単位で監視できるものが最も細かく監視できる種類になります。実はこれを満たす監視装置は意外に少なく、有名な監視装置でも実はパワコン単位でも見れないという事はよくあります。要するに細かさより見易さを重視している訳です。もちろん人によって重視するポイントは違っていて当然ですが、実用性を考えるとやはり細かく監視できる方が売電損失を少なく抑えることができます。

 こういった観点で監視装置を選んでいけば、自ずと選択肢は絞られてきますので、最後は表示画面の見易さやデータ更新の頻度などで決定していただければと思います。いずれにしましても、20年間という長い期間売電してくれる発電所の運営ですので、監視装置を使って常日頃から売電状況を監視し、売電損失を最小限にすることで、高いパフォーマンスを発揮してくれることは間違いないのです。

 → 太陽光発電所の保守・メンテナンスの重要性

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