太陽光パネルのベストな過積載とは!?パネル枚数を決める基準

 近年主流になっているパネルの過積載ですが、パワーコンディショナーの容量よりもそれに接続しているパネル出力の方がかなり大きく上回っている(約20%以上)ことを指します。

 以前はパワーコンディショナーの容量とパネル出力はほぼ同じというのが主流でした。過積載は現在主流になっている事が示している通り、とても有益な方法であると思いますが、そのメリットとデメリットを正しく理解していないと、ベストな過積載量を導き出すことはできません。

 まず基本的な事ですが、パネルで発電した電気は直流ですので、これを交流に変換しなければ売電する事はできません。その変換を行う機器がパワーコンディショナー(略してパワコン、PCS)です。よって売電する電気量は結局のところ、このパワコンの能力に委ねられます

 要するにパネルで70kW/h発電してもパワコン容量が49.5kW/hならば、売電できる電気量はやはり49.5kW/hが上限なのです。しかもパワコンにはパネル接続枚数の許容範囲がありますので、パネルを何kWでも接続できるというものではありません。


    6段パネル-2


 では何の為にパネル過積載を行うのかと言いますと、先程の例で話しますとパネル出力70kW/hという値は、パネル1枚の公称最大出力の全枚数の合計値です(例えばパネル1枚の出力250W×280枚=70kW)。この公称最大出力は自然界ではほとんど発生しないような非常に強い日射条件を前提としていますので、晴天時でも実際にこの値通り発電する事はありません。

 ましてや曇りや雨になるとかなり低くなり、0W近くになることもあります。そうするとどういうことかと言いますと、パネル49.5kWでパワコン49.5kWの設備だと、発電量が49.5kWに達することはなく、パワコンの能力を活かしきれていないという事になります。このパワコンの能力をフル活用しようというのがパネル過積載なのです。



 → 太陽光パネルの過積載のメリットとデメリット



  

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