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太陽光発電の将来の導入目標と投資運用リスク


太陽光発電市場はこれからまだ成長するのだろうか?

運転開始後、管理を続けることができるだろうか?



 太陽光発電に投資しようか迷っている人は、このような不安が付きまとっていると思います。


こんにちは、天意です。

今回は将来の太陽光発電の導入目標と設備の運用のしやすさについて解説していきます。




更に高まる再生可能エネルギーの割合


 経済産業省が2015年7月に公表した「長期エネルギー需給見通し」というものがあります。この長期エネルギー需給見通しとは、政府のエネルギー政策に基づき、実際に政策を施行した場合に実現されると予想されるエネルギーの需給構造の見通しです。


 経済産業省が見通す「将来」とは、15年後の2030年のことです。原発事故後、すべての原発が停止し、徹底した省エネが完全に浸透しきった2013年の電力量のうち、20%前後を再生可能エネルギーで占めるという想定になっております。20%の再生可能エネルギーの発電量の内訳は、9%を水力が占め、次いで太陽光が7%を占めると予想しています。


 2013年の電源構成は再生可能エネルギーはわずか2%に過ぎず、この10倍を2030年までに増やすという計画です。これに伴い、経済産業省は再生可能エネルギーの導入見込みも試算しました。その試算は現状の対策のままの状態、そして合理的な制度変更や義務付けなどの誘導策を適宜追加した状態、そして導入可能な最大限の対策をとった状態の3つのケースに分けて試算をしました。


 すると、現状の対策のままでは、2030年の発電量の割合はおよそ24%、合理的な制度変更などをとった場合は31%、最大限の施策をした場合は35%と算出しています。


 経済産業省は、至上命題ともいえる再生可能エネルギーの普及を推進している立場であることも影響しているのか、どのように舵を切ったとしても、20%前後という見通しを大きく上回る数値を見込んでいるのです。


 そして、その再生可能エネルギーの中でも特に比率が高いのが太陽光発電です。合理的な制度変更などをした場合でおよそ11%も占めると予想しています。これは何も、経済産業省が太陽光発電投資の生殺与奪を握っているというわけではなく、そもそも発電コストの削減余地も大きくあるということでもあります。





太陽光発電設備の高い整備率


 毎年、全国の住宅に関して新築や建て替えを実施した数千に上る世帯を対象に、家に関するアンケートを実施しています。そのアンケートの設問において、太陽光発電設備に関するものがあります。


 2010年度の調査では、太陽光発電設備の整備率が24.6%だったのが、11年度で29.8%と徐々に上昇し、14年度に42.7%と年々上昇し、三大都市圏ではなんと5割の家庭で何らかの太陽光発電設備の整備をしています。


 これは電力の自家消費と同時に、太陽光によって得た電気を売電できるという投資としての面もあります。その利回りは、不動産投資の倍近くにまで登っています。




投資においての太陽光発電


 太陽光発電設備のリターンの高さは、一つは固定価格買取制度という20年にわたって1キロワットあたりの価格を固定で買い取るという制度と、もう一つが、技術革新によって初期投資額が年々下がっているというものです。


 中でも特筆すべき点が、初期投資にかかるコストの低下です。投資に必要な最低限の設備は、普及に伴って非常に安価になってきました。これはつまり、 高い利回りを確保できるということに直結します。


 これまでは、参入しやすい投資といえば不動産投資が主でした。アパートやマンションなどを買い、家賃収入を得るというものですが、これは需給の関係が常に付きまとうものです。


 例えば東京の城南地区は単身者に人気の高い、ワンルームマンションが軒を連ねる激戦区ですが、その取引利回りは2005年の時点で5.3%でしたが、10年後の2015年4月の調査ではなんと4.6%と1%近く下がったのです。


 さらにランニングコストも太陽光発電に軍配が上がります。不動産投資のランニングコストといえば建物の維持管理や、居住者の対応などがあります。修繕などで突然大きなコストがかかることがありますが、太陽光発電で必要なのは電力系統の遠隔監視システムとパネル周辺の清掃程度と少ないです。





 そもそも、パネル周辺の掃除は発電量の確保に直結する問題ですので、まったく無駄にならず、リスクになりません。メンテナンスの簡単さは、太陽光発電システムの大きなメリットです。


 例えば火力や水力といった既存のシステムはもちろん、風力の様な他の再生可能エネルギーでも機械的な仕組みが必要です。機械的な仕組みとは、太陽光発電以外のものだと、タービンや風車のようなものを可動させて発電しますが、継続して動かすためには何らかのメンテナンスが必要になります。


 一方、太陽光パネルの太陽電池の仕組みは、太陽の光エネルギーを受けたパネル内で起きる電子レベルでの反応により電気を生み出します。これが上手くいかないということはパネルそのものの故障であり、メンテナンスの余地はありません。


 もちろん、経年劣化や電子制御部分などはある程度メンテナンスが必要ですが、それを除けば大掛かりなメンテナンスなどは不要です。低コストで維持し続けられるのも、太陽光発電の大きな魅力になります。


 日本の太陽光発電は1958年に日本電気が最初に太陽電池の開発研究に取り組んで、およそ60年近くの年月が経っています。その後、シャープなどの大手のメーカーが続々と参入し、今日に至ります。


 様々なことがありましたが、現在では優れた投資物件の一つとして、太陽光発電があります。もちろん、不動産投資もハイリスクハイリターンの投資として現在も存在しています。あらゆる選択肢を考えて、最適な投資をしていく事が必要になります。




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