太陽光パネルの過積載によるピークカット

 ピークカットについてですが、まず前提といたしまして、太陽光パネルの過積載によってたくさん発電したとしても、パワコンの容量を超えて売電することはできないというものがあります。詳しくは「太陽光パネルの過積載とは」に記載しております。

 そうすると発電したけど売電できなかった電気はどうなるのかと言いますと、単純に消えてなくなります。この様に、主に発電のピーク時に電気がカットされるのでピークカットと呼ばれています。
 
 本文の横に画像を掲載しておりますが、これは一日の売電量と日射量を時間ごとにグラフ化したものです。棒グラフが売電量で折れ線グラフが日射量です。一日中晴天であれば日射量は画像の様に山なりのグラフになります。

 もしピークカットがなければ売電量も同じように山なりになるのですが、実際には8時から13時にかけて物の見事にすべて50kW/hに揃えられております。これはパワコン容量が50kW/hであるが故にこの様になるのです。要するに棒グラフのこれ以上の部分はすべてカットされているということです。


    上田市発電量(20170617)

    ※画像のグラフは、非常に日射量の多い山梨県某所で、1年で最も売電量が多かった日ものです(パネル合計出力78kW)。


 一見すると非常にもったいないじゃないかと思われると思いますが、確かにカットされる部分はもったいないですが、カットされるくらい日射量が多い時期と時間帯は3月頃から9月頃の晴天時の日中だけです。1年間で考えると、かなり多い場合でも発電量全体の3%程度です。それ以上に、カットされる時期や時間帯以外の売電量のアップが期待できるということなのです。

 パネルの過積載が実際にどれくらいお得なのかは、地域や設備の仕様によって異なりますので、ご検討時に販売店に何種類かのシミュレーションを作成してもらって比較していただければと思います。



 → 太陽光パネルの過積載のメリットとデメリット



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